【ヴィクトリーナ姫路】2カ月ぶりのホーム、全員バレーで5連勝

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  • ヴィクトリーナ姫路 9渡邉かや /©SV.LEAGUE

  • ヴィクトリーナ姫路 11宮部藍梨 /©SV.LEAGUE

  • SVリーグ女子 順位表

■場内はピンク一色

<SVリーグ女子 第17節>

○ヴィクトリーナ姫路 3-0 KUROBE(3/1)

○ヴィクトリーナ姫路 3-0 KUROBE(3/2)

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女子バレーボールSVリーグ5位・ヴィクトリーナ姫路(20勝12敗)は3月1・2日、ホームのヴィクトリーナ・ウインク体育館(姫路市)に11位・KUROBEアクアフェアリーズ(12勝20敗)を迎えて対戦した。

ホームで戦うのは1月12日以来、11試合ぶり。

場内はチームカラーのピンク一色に染まった。

■粘る相手を振り切る

1日の試合。

第1セットを先取(25-13)したヴィクトリーナ姫路は、第2セット、20-22のビハインドから宮部藍梨(日本代表)が4本のスパイクを決めてデュースに持ち込み、互いにセットポイントを握って競り合ったが、最後は相手の連続スパイクミスでセットを奪った(32-30)。

第3セットも取り(25-18)、9試合ぶりにストレート勝ちした。

2日の試合。

第1セット、KUROBEの粘りでデュースに持ち込まれたが、最後はチャッチュオン・モクシー(タイ代表)の連続スパイクで先取した(29-27)。

続く第2・第3セットも連取し、連続ストレート勝ちで連勝を「5」に伸ばした。

ヴィクトリーナ姫路は、井上愛里沙(日本代表)とチャッチュオンの両レフトが正確なスパイクを決める一方、ミンニャ・オスマジック(セルビア代表)のブロックや、リベロ・森田茉莉の好セーブなど守備も機能し、食い下がるKUROBEを振り切った。

■次戦は強敵NEC

SVリーグは終盤戦。

プレーオフ進出圏の5位につけているヴィクトリーナ姫路だが、目標はプレーオフ初戦(準々決勝)をホームで戦える4位以上だ。

現在4~7位は接戦で、ポイント数(=セットカウント3-0か3-1で勝てば「2」、3-2で勝てば「1」)が順位を左右しそうな情勢だ。

2日の試合後、記者会見した宮部は、

「終盤戦は少ない(失)セット数で勝ち切ることがすごく大切になってくる。(連続ストレートで)そういうふうに勝ててよかった」と語った。

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ヴィクトリーナ姫路は次戦、3位・NECレッドロケッツ川崎と今シーズン初めて対戦する(3/8・3/9、東京・大田区総合体育館)。

NECは、パリ五輪代表の山田二千華と和田由紀子、総得点ランキング3位のルーキー・佐藤淑乃を擁し、すでにプレーオフ進出を決めている。

強敵NECを倒してさらに順位を上げることができるか。

(浮田信明)

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