兵庫県庁
兵庫県は19日、県政改革や大阪・関西万博関連の予算を盛り込んだ総額414億円の令和6年度2月補正予算案を発表しました。
歳出では県政改革推進のための予算として、県立大学無償化基金(仮称)への積み立てに50億円、多額の債務を抱える分収造林事業と地域整備事業の抜本的な債務処理などに208億円が計上されます。
また、教育環境の充実を図るため、私立幼稚園と認定こども園の防犯と酷暑対策の設備更新費に1億7000万円、大阪・関西万博で外国人観光客を県内に誘客するためのプロモーション費用などに1億9000万円が計上されます。
歳入では、好調な企業業績による法人税の増加などを受け、県税は過去最高の9714億円となっていて、年度末の財政基金残高は145億円となる見込みです。
この補正予算案は開会中の県議会に21日、上程されます。