【神戸ストークス】負け越し「17」、ヘッドコーチが交代

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  • 神戸ストークス (左)東頭俊典・新ヘッドコーチ、(右)新加入の5アイザック・バッツ /バッツの写真は©B.LEAGUE

■新HCに東頭氏

不振が続くB2神戸ストークスは2月18日、プレドラッグ・クルニッチ・ヘッドコーチを契約解除し、アシスタントコーチ兼通訳の東頭俊典(とうどう・しゅんすけ)氏がヘッドコーチとして指揮を執ると発表した。

今シーズンから神戸ストークスを率いたクルニッチ氏は、攻守の切り替えが速いバスケットボールをめざしたが、チームは12勝29敗と大きく負け越し、16日の奈良戦で今シーズン2度目の7連敗を喫した。

東頭氏は47歳。

男子日本代表のアシスタントコーチ兼通訳などを経て、今シーズンからアシスタントコーチとしてクルニッチ氏を支えてきた。

シーズンは残り19試合あり、東頭新HCは、

「私たちはまだプレーオフ進出、B1昇格を諦めていません。残りの試合、一戦一戦に全力を注ぎ戦ってまいります」とコメントした。

また、チーム2位の得点を挙げてきたモリス・ウデゼとも契約を解除し、代わって前B1名古屋ドルフィンズのアイザック・バッツ(35歳 208㎝ 134kg)と新たに契約した。

バッツは旧「兵庫ストークス」でもプレーし、B2で2度リバウンド王を獲得している。

■目の前の1戦に総力

シーズン終盤でのチーム体制変更について、渋谷順・球団社長は、

「皆さまに心よりお詫び申し上げます」と謝罪コメントを出した。

神戸ストークスは、4月から新しい本拠地「ジーライオンアリーナ神戸」で試合を行い、来年発足の新リーグ「Bプレミア」にも参入する。

渋谷社長は、「プレミアやプレーオフ進出、そして新アリーナの開業などの話ではなく、まずは目の前の一戦一戦に全力を注ぎ、言い訳のない、皆さまに感動して頂けるようなバスケットボールに総力を尽くします」と誓った。

神戸ストークスは21・22日に愛媛オレンジバイキングス(3勝38敗)とアウェイで対戦する。

(浮田信明)

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