創建1000年の歴史を持つ丹波市の柏原八幡神社で、無病息災や家内安全を願う厄除大祭が17日から始まりました。
「柏原の厄神さん」として地元の人たちを中心に親しまれている丹波市の柏原八幡神社は、京都の石清水八幡宮の別宮として1024年に創建され、去年、創建1000年の節目を迎えました。
毎年2月17日と18日に行われる厄除大祭は、創建当初の平安時代に始まったとされる伝統行事です。
初日の17日は、午前中からことし厄年を迎える多くの参拝客が訪れ、無病息災や家内安全を願っていました。
例年北近畿屈指のにぎわいを見せる柏原八幡神社の厄除大祭は18日まで行われ、未明には日本最古の厄除神事とされる、古式ゆかしい「青山祭壇の儀」が行われます。