加東市の小中一貫校に統合される三草小学校で閉校式 152年の歴史に幕

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2025年4月、兵庫県加東市社地域の小中一貫校に統合される三草小学校で閉校式が行われ、児童や住民らが、152年に及ぶ母校に別れを告げました。

加東市では、4月の開校に向けて小中一貫校「社学園小学校・中学校」の整備を進めていて、統合される三草など5つの小学校では、閉校式などが順次行われています。

全国的にも珍しい校内に茶畑が広がる三草小学校では、50年以上前から児童らが茶を大切に育てていて、鮮やかな黄緑色の新茶は「三草茶」の名前で、地域に親しまれてきました。

閉校式では、長年親しまれてきた校歌を児童らが思いを込めて歌った他、学校旗の返納も行われ、児童代表が、母校への思いや感謝を伝えました。

また児童と住民が世代を越えて「ふるさと」を合唱。

前身校含め、152年に及ぶ学び舎の歴史に思いを馳せました。

最後に大空に向かって風船を飛ばした参加者は、長年、地域とともに歩んできた母校に別れを告げていました。

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