加古川警察署
兵庫県加古郡に住む50代の男性がSNSで知り合った投資家の女性を名乗る人物にうその投資話を持ちかけられ、約1億6900万円相当の暗号資産をだまし取られました。
警察によりますと、兵庫県加古郡に住む56歳の男性は2024年12月、LINEなどを通じて台湾に住む投資家を名乗る女性と知り合い、「儲かる暗号資産がある今のうちに大金を投資すべき」などとうその投資話を持ちかけられられた男性は、この女性が指定したサイトに口座を作成。
2024年12月23日から2025年1月7日まで合わせて4回にわたり約1億6900万円相当の暗号資産を送金したということです。
男性がお金を引き出そうとしたところ、「引き出すには税金がかかる」などと言われたが、男性は支払う金がなかったため家族に相談したところ詐欺に気付いたということです。
指定されたサイトには男性が送金した額が表示され利益が出ているように見せかけられていたいうことで、警察は詐欺事件として捜査しています。
警察は、会ったことのない相手からSNSを使った投資話は詐欺の可能性が高いとして、警察や家族に相談するよう注意を呼び掛けています。