リモート会見するヴィッセル神戸(左)6扇原貴宏、(右)14汰木康也 /©︎VISSEL KOBE
ヴィッセル神戸 吉田孝行監督 /©︎VISSEL KOBE
■ホームで浦和戦
3連覇めざして――
J1ヴィッセル神戸は2月15日、ホーム・ノエビアスタジアム神戸に浦和レッズを迎え、リーグ開幕戦に臨む(14時キックオフ)。
前日の14日、吉田孝行監督と選手2名が報道各社のリモート会見に応じた。
昨シーズン、35試合に出場した攻守の要・MF扇原貴宏(おうぎはら・たかひろ 33歳)はチームについて、
「メンバーが変わっていないのが強み。チームの戦術がうまく浸透している」。
相手の浦和については、
「オフに一番補強したチーム。浦和を叩けばチームとして自信になる。ホームでできるのもアドバンテージだ。しっかりと勝利して、自分たちが3連覇するぞと他チームに見せつけたい」と意気込んだ。
ヴィッセル神戸はACLE(アジア・チャンピオンズリーグエリート)の決勝トーナメントに進出し、J1戦と合わせて過密日程となるが、MF汰木康也(ゆるき・こうや 29歳)は、
「日程が結構とんでもない。みんなで乗り切らないと厳しいシーズンだというのは、それぞれが自覚していて、しっかりと準備をしていると思う」
と語った。
■内容よりも結果
J1連覇を達成した“名将”吉田孝行監督はリモート会見で、
「特に緊張というのは毎試合、変わらないが、開幕戦は内容よりも、結果が重要と思う」。
「Jリーグは本当に差がない。どこのチームにも現時点では優勝のチャンスがある。
その中で自分たちはしっかりと、やることをやって、タイトルをめざして頑張ります」と語った。
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J1リーグ戦は20クラブが総当たりでホーム・アウェイ各1試合ずつ、計38試合を戦い、勝点(勝利:3点、引き分け:1点、敗戦:0点)が最も多いクラブが優勝する。
過去J1リーグ(Jリーグ時代を含む)で連覇を果たしたのはヴィッセル神戸のほか、V川崎・鹿島(2回)・横浜FM・広島・川崎F(2回)の計6クラブだが、3連覇したのは鹿島だけ(2007年~2009年)。
偉業をめざすヴィッセル神戸の戦いが始まる!
(浮田信明)