メッセージを語るヴィッセル神戸 11武藤嘉紀 /©Jリーグ
Jリーグ 野々村芳和チェアマン(2月10日)/©Jリーグ
■3連覇に挑む
Jリーグが2月14日のJ1ガンバ大阪×セレッソ大阪(19時~パナスタ)で開幕する。
J1ヴィッセル神戸は鹿島アントラーズ(2007年~2009年)以来の3連覇をめざして、15日・14時からホーム・ノエビアスタジアム神戸で浦和レッズとの開幕戦に臨む。
一方、ACLE(アジア・チャンピオンズリーグエリート)は決勝トーナメント進出を決めた。
10日にJリーグ開幕イベントが東京都内で行われ、ACLEのため欠席したヴィッセル神戸は、武藤嘉紀がビデオメッセージを寄せた。
「攻守におけるハードワーク、そして得点とアシストの部分を見て頂きたいです。頑張ります!」
■ルール解釈を世界標準に
Jリーグ開幕イベントで挨拶した野々村芳和チェアマンは、昨シーズンの観客数が過去最高の1250万人に達し、クラブとリーグの売上げの総和も過去最高になる予定だと報告した。
そして2025シーズンは、①プレーの強度(コンタクトの強さと深さ)、②アクチュアルプレイングタイム(実際にボールが動いている時間)への意識、の2点に着目したいと語った。
野々村チェアマンは、ファウル判定でプレーが止まったJリーグの試合をいくつか映像で紹介しながら、
「ルール解釈にも幅があり、(日本の標準を)世界標準に近づけたい。ファウルで止まったシーンについて、もうちょっと続けてやっていこうと、みんな(審判・選手ら)と確認した」としたうえで、
「Jリーグのレベルをもう一段上げるために、審判がプレーを続けさせる勇気を後押しし、選手のタフなプレーに拍手が起こる雰囲気を作ってほしい」
とファン・サポーターやメディアに求めた。
Jリーグは2026/27シーズンから“秋春制”に移行するため、“春秋制”で行われるのは今シーズンが最後となる。
(浮田信明)