北方領土の関心高める県民大会
2月は国が定める「北方領土返還要求全国強調月間」です。
兵庫県では11日、北方領土への関心を高めるための県民大会が開かれました。
北方領土返還運動兵庫県推進会議が主催する県民大会は関係団体のメンバーらおよそ120人が参加して行われました。
「北方領土」は択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の四島で、日本は一括返還をロシアに対して求めていますが、未だ解決には至っていません。
大会では北方領土への関心を高めてもらおうと県内の中学生を対象に行った作文コンクールの優秀作品の表彰式が行われ、最優秀賞には神戸市立大原中学校3年の北川心晴さんの作品「平和のために」が選ばれました。
この他、大会では東海大学海洋学部の山田吉彦教授による基調講演や、決意表明が行われ、参加者らは北方領土の知識を深めていました。