連日厳しい冷え込みが続く中、三田市を流れる尼ン滝(あまんだき)では、岩肌に飛んだ水しぶきが凍りつき、幻想的な光景が見られました。
10日午前7時ごろに撮影した、三田市北部を流れる青野川渓谷の尼ン滝です。
岩肌に飛び散った水しぶきが凍り、長さ1メートルほどのつららがいくつもできています。
尼ン滝はおよそ5メートルの高さから水が数本に分かれて流れていて、毎年1月から2月にかけて寒さが続くと一帯が氷で覆われ、冬の風物詩として写真愛好家らが撮影に訪れます。
滝つぼの水面には細い針のような氷の結晶が重なり、幻想的な光景が広がっていました。
三田市の10日の最低気温はマイナス7・2度で、県内各地のほとんど観測地点で1年で最も寒い時期を下回りました。
神戸地方気象台によりますと、県内の日中の気温は12日から徐々に上がっていくということです。