プロ野球・阪神タイガースの元監督で、2月3日に亡くなった吉田義男さんの告別式が兵庫県西宮市内で営まれました。
1985年、監督として球団を初めて日本一に導くなど活躍した吉田さんは、2月3日、脳梗塞のため91歳で亡くなりました。
8日の告別式には、吉田さんのもとでプレーした掛布雅之さんや中西清起さんなど球団関係者らおよそ200人が参列し、静かに手を合わせて冥福を祈りました。
【掛布雅之さん】
「最強の攻撃的な監督です 野球の基礎みたいなものを教えていただいた監督 本当に感謝しかないです」
【中西清起さん】
「ピンチの時になってマウンドに来て 『あぁ 交代かなぁ』と思った時なんかでも『お前代わらへんで 最後まで投げるんやぞ』と言って激励されたり ここまでありがとうございました 安らかにゆっくり眠ってください」
出棺の際には「六甲おろし」が鳴り響く中、参列した人たちが吉田さんとの最後の別れを惜しんでいました。