兵庫県知事選で公職選挙法違反容疑 県警がPR会社の関係先を捜索

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2024年11月の兵庫県知事選挙で再選した斎藤元彦知事が、PR会社に金銭を支払ったのは買収、被買収に当たるとして刑事告発された問題で兵庫県警は2月7日、PR会社側の関係先を家宅捜索しました。

2024年11月の兵庫県知事選挙で再選した斎藤知事側は、西宮市のPR会社に対し、ポスター制作費などの名目で71万5000円を支払ったとしていますが、選挙後にPR会社の社長が「広報全般を任せていただいた」などと投稿。

「インターネットによる選挙運動の対価として報酬を支払った場合は、公職選挙法違反の買収にあたる可能性がある」として、2024年12月、弁護士と大学教授が知事とPR会社に対する告発状を神戸地検と兵庫県警に提出していました。

神戸地検と兵庫県警は告発状を受理していて、捜査関係者によりますと、2月7日公職選挙法違反の疑いでPR会社側の関係先に家宅捜索に入ったということです。

警察は今後、押収した資料を分析するなどして刑事責任を問えるかどうか慎重に判断するものとみられます。

公職選挙法では、有権者や運動員に対し金銭や物品のほか、財産上の利益や職務を供与することを禁じています。

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