兵庫県の斎藤知事は、ネット上での誹謗中傷の抑止について、「行政として個人のやり取りに立ち入ることは難しい」とする認識を改めて示しました。
兵庫県の斎藤知事を巡る文書問題や、去年11月の知事選では、県議や候補者の陣営に対し、SNS上での誹謗中傷が相次ぎました。
斎藤知事は、ネット上での誹謗中傷を抑止する「SNS条例」の制定を進める考えを示し、市長会とも共同で、SNSで人権侵害にあたる投稿をしないよう声明を出す方針です。
一方でこれまでも知事は、個人のネット上での発言や発信内容について、「行政として個人のやり取りに立ち入ることは難しい」とする課題を挙げています。
共同声明を出す時期は決まっていませんが、知事は「なるべく早く発信したい」としています。