兵庫県オリジナルのコメの新品種「コ・ノ・ホ・シ」
兵庫県とJAグループ兵庫が共同開発した夏の暑さに強いコメの新品種がこのほど完成し、2月4日、名称が発表されました。
2月4日発表されたのは、夏の暑さに強い、兵庫県オリジナルのコメの新品種「コ・ノ・ホ・シ」です。
地球温暖化による夏の高温でコメが白く濁り、品質が低下することが問題となっていて、特に県南部で栽培されている「キヌヒカリ」に代わる品種の開発が課題となっていました。
兵庫県とJAグループ兵庫は2016年から「夏の暑さに強く、おいしい新品種」の共同開発に着手し、9年間で1万種類の候補を栽培。
その中から暑さや病気への強さ、味、育てやすさなどが検証され、1つに絞られたということです。
県庁で早速、斎藤知事が試食しました。
「コ・ノ・ホ・シ」は2025年5月から県内の農家で栽培されて秋に収穫されるコメは、県内の一部のスーパーなどで流通し、2026年以降は学校給食にも供給していくということです。