【ヴィクトリーナ姫路】“苦手”埼玉上尾に連敗、チャッチュオン欠場続く

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  • ヴィクトリーナ姫路 13伊藤麻緒 /©SV.LEAGUE

  • (左)埼玉上尾 10佐藤優花、(右)ヴィクトリーナ姫路 11宮部藍梨 /©SV.LEAGUE

■鹿児島でホーム戦

<SVリーグ女子 第14節>

●ヴィクトリーナ姫路 1-3 埼玉上尾(2/1)

●ヴィクトリーナ姫路 1-3 埼玉上尾(2/2)

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女子バレーボールSVリーグ3位・ヴィクトリーナ姫路(17勝7敗)は2月1・2日、毎年キャンプを行う鹿児島県薩摩川内市でホームゲームを行い、5位・埼玉上尾メディックス(16勝8敗)と対戦した。

1日の試合。

ヴィクトリーナ姫路は、チャッチュオン・モクシー(タイ代表)がこの日も欠場。

日本代表の井上愛里沙と宮部藍梨はベンチ入りしたものの出場はなく、レフトは松本愛希穂と渡邉かやが担った。

第1セットを先取され(20-25)、第2セットは伊藤麻緒の2本を含むブロック4本などで取り返したが(25-18)、第3・第4セットを連取され敗れた(19-25、22-25)。

先発出場したミドルブロッカーのミンニャ・オスマジック(セルビア代表)が18得点を挙げた。

アヴィタル・セリンジャー監督は、

「ポイントゲッターのレフトとライトの攻撃が決まらず、悔しい結果となりました」とコメントした。

■埼玉上尾に9連敗

2日の試合。

ヴィクトリーナ姫路は井上と宮部が先発出場し、第1セットは長いデュースの末、27-28から宮部のスパイク、井上のサービスエース、宮部のスパイクで逆転し先取した(30-28)。

しかしこのあと埼玉上尾に連続3セットを奪われて敗れた(22-25、23-25、18-25)。

井上が20得点、宮部がブロック6本を含む23得点を挙げ食い下がったが、セッター・岩崎こよみ(日本代表)を“司令塔”に、佐藤優花キャプテン、サラ・ロゾ(パリ五輪代表=セルビア)、黒後愛(日本代表)を中心とする埼玉上尾の攻撃力が一枚上だった。

これでヴィクトリーナ姫路はV1時代の2021年1月から埼玉上尾にリーグ戦9連敗。

対戦成績は1勝10敗となった。

■強敵が続く

ヴィクトリーナ姫路は今シーズン初の連敗を喫し、17勝9敗で3位から5位に後退した。

次週(2/8、2/9)の相手は過去リーグ優勝8回のSAGA久光スプリングス。

皇后杯決勝(昨年12月21日)以来の対戦となる。

その翌週(2/15、2/16)は首位の大阪マーヴェラス(前名:JT)と戦う。

SVリーグ戦は中盤。

皇后杯優勝に続く2冠をめざすヴィクトリーナ姫路だが、皇后杯でも大活躍したチャッチュオンが7試合続けて欠場しているのが気がかりだ。

(浮田信明)

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