この春卒業を控えた南あわじ市の中学生が、地場産業として知られる「淡路瓦」を制作しました。
今回で11回目となるこの取り組みは、南あわじ市の西淡中学校の生徒たちに、魅力を知ってもらおうと淡路瓦工業組合が企画したもので、卒業を控えた3年生46人が参加しました。
400年続く「淡路瓦」の歴史や製造工程について説明を受けた生徒たちは、卒業の記念の品として、屋根の端などに付けられる「鬼瓦」作りに挑戦。
下書きをもとに目や口の形をくりぬき、自らデザインした世界にひとつだけの鬼瓦を作り上げていました。
生徒たちの中学校生活の思い出が詰まったオリジナルの鬼瓦は、淡路瓦工業組合が完成させ、卒業までにプレゼントされるということです。