斎藤知事 最後の証人尋問 当時の総務部長の証言を否定

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百条委員会では片山前副知事に続いて、斎藤知事に対しても3度目となる最後の証人尋問が行われました。

再選後初めてとなる兵庫県の斎藤元彦知事への証人尋問は、午後3時から行われました。

はじめに委員から元県民局長の懲戒処分は知事が指示したことかと問われると。

また、元県民局長が作成した告発文書についてことし3月、当時の総務部長が知事に「第三者機関の調査を進言した」という証言については、「第三者委員会の設置が議論されたかもしれないが進言された記憶はない」と証言しました。

ことし10月の県幹部らへの尋問で、当時の総務部長が懲戒処分を待つように進言したものの、知事から「「風向きを変えたい」と意見があった」と証言したことについては。

当時の総務部長の証言内容を否定しました。

午前の百条委員会では、メディアなど外部に疑惑が通報されたことについて専門家は、通報内容が真実かどうか判断できなくとも、公益通報に該当するとの見解を示しましたが、知事は改めて外部通報の保護要件にあたる真実相当性を満たさないとの認識を示しました。

この他、元県民局長の公用パソコン内の「不正な目的とされる」データについて、片山前副知事と議論があったか問われると。

百条委員会は県議会が6月に設置。

25日が最後となる見通しで、斎藤知事のパワハラ疑惑や公益通報者保護など7項目を総括的に検証しています。

告発文書問題を巡っては、百条委員会の他、第三者委員会による調査も続いていて、百条委員会では来年2月に報告書をまとめる予定です。

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