豊岡市の城崎マリンワールドで12月14日から、子どものトドに餌をあげるツアーが始まるのを前に、体験会が行われました。
城崎マリンワールドで14日から始まる餌やりツアーは、2023年7月に誕生した雄のトド・カナタの16カ月におよぶ人工哺育が終了したことを受け、企画されました。
カナタは芸達者な雄シュンタと、日本一言葉が分かるとされる雌のハマとの子どもとあって、早くもサインを覚えているそうで、13日はひと足早く2組の親子が体験会に参加しました。
カナタは十数時間という難産の末に生まれましたが、授乳が確認できず、人工哺育に切り替えて育てられました。現在は130キロを超えるまでに成長しています。
参加者は普段はスタッフしか入れないバックヤードで、カナタにサインを出しながら餌のイワシを与え、コミュニケーションを楽しんでいました。
カナタに餌をあげるツアーは12月14日から12月31日まで毎日行われ、1週間前からWEBで予約を受け付けています。