2024年の世相を一文字であらわす恒例の「今年の漢字」が12日、京都の清水寺で発表され、「金」(キン・かね)の文字が選ばれました。
「今年の漢字」は、日本漢字能力検定協会が全国から募集し、最も多かった漢字が選ばれます。
会場である京都・清水寺で、力強く書き上げられたのは…。
30回目のことし、およそ22万票の中から選ばれたのは「金」。
「金」が選ばれたのは、東京オリンピックのあった2021年に続いて5回目です。
パリオリンピック・パラリンピックで日本人選手が多くの金メダルを獲得した、光をあらわすカタカナの「キン」と、政治の裏金問題、闇バイトによる強盗事件など、影をあらわす、ひらがなの「かね」が理由だということです。
また2位は能登半島地震などの災害の「災」。3位はドジャースの大谷翔平選手などの「翔」となっています。