世界有数の真珠の加工業が盛んな兵庫県の神戸で世界中の真珠を一堂に集めたバイヤー向けの展示会が11月11日から始まっています。
兵庫県神戸市中央区で始まった「ジャパンパールフェア」は、国内の真珠の輸出量を増やして真珠の取引の拠点を再び神戸に戻そうと日本真珠輸出組合と日本真珠振興会が企画し、開いたものです。
会場には、国内と海外から約100の事業者が集まり、あこや真珠や白蝶真珠、黒蝶真珠など希少性の高い製品が多数出品されました。
中でも注目は、タヒチパールのマルチカラーの真珠で、一般的な真珠より5ミリほど大きいことが特徴で、取引価格は3850万円です。
訪れたバイヤーたちは真珠を手に取り傷や形を見定めたり、オンラインで真珠の専門コンシェルジュの説明を受けたりするなどして商談に臨んでいました。
ジャパンパールフェアは、11月13日まで開催されています。