斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発した文書を巡る一連の問題で、県議会第2会派の「維新の会」が9日午後にも斎藤知事に対して辞職と出直し選挙を求める申し入れを行うと明らかにしました。
兵庫県議会第2会派の「維新の会」は8日夕方に、オンラインで会議を開き、百条委員会での斎藤知事の2回の証人尋問を総括。
会議の結果、「委員会での説明が県民の納得するものとは言い難い」「県政に支障が出ている」などとして、9日午後にも、知事に対して辞職と出直し選挙を求める申し入れを行う方針を決めたということです。
これを受け、知事はけさ、報道陣の取材に対し、辞職要求に応じない構えを示しました。
県議会最大会派の自民党は、12日に、知事に対して、辞職を申し入れるとしている他、第4会派のひょうご県民連合は今月19日に開会する9月議会で、不信任決議案を提出する方針です。