任期満了に伴う兵庫県の三田市長選挙が7月16日、告示され、現職と新人合わせて4人が立候補しました。
三田市長選に立候補したのは、届け出順に、現職で無所属の森哲男さん(71)、いずれも無所属新人で、元三田市議の長谷川美樹さん(72)、元銀行員の田村克也さん(57)、元三田市議の多宮健二さん(53)の4人です。
今回の選挙は、現市政が進める三田市民病院と神戸市北区の済生会兵庫県病院の再編統合が最大の争点となります。
また、人口減少や若者流出への対策も市が抱える課題となっています。
3選を目指す現職の森さんは、集まった支援者を前に、これまでの実績をアピールするとともに、病院の再編統合を進めたいと訴えました。
前回の市長選に立候補し敗れた元共産党市議で新人の長谷川さんは、病院の再編統合について強く批判し、市民病院の継続を訴えました。
病院の再編統合に反対する市民団体の公募に応じ立候補した元銀行員で新人の田村さんの元には泉前明石市長が応援に駆け付けました。
三田市議を2期5年務めた新人の多宮さんは、現職が3選を目指す意向を知り今回、立候補を決意したということです。
三田市長選は7月23日に投開票されます。