川崎重工業が開発を進める自律走行型ロボットの国内初となるサービスの実証実験が8日、明石市で行われました。
人口減少社会の労働力不足を補おうと川崎重工業が開発を進める自律走行型ロボット「Nyokkey(ニョッキー)」。 愛らしい表情に二本の腕を備えた人間のような姿が特徴でセンサーで場所を感知して動きます。
8日は、Nyokkeyが二本の腕をつかって応接室のドアを開け、飲み物を届ける実証実験が公開されました。
これまでに物品の運搬や配膳は行われていますが、オフィス内を走行し、重みのあるドアを開けるサービスは国内初だということです。
川崎重工業はサービス分野でのロボット事業の拡大を目指していて、実証実験を通して機能を見極め、将来的には実用化に繋げたいとしています。