きょう、「阪神淡路大震災」から30年を迎えた。
神戸市中央区に本社を構える総合不動産企業「和田興産」は、あの日を忘れないように、そしてあの時の体験を未来に活かすためにとメッセージを発信した。
このメッセージは、震災から節目の年に定期的に発信していて、30年となったことしは、「30年前、言えなかった「おはよう」を今日言おう。」と、新聞広告を掲載した。
また、和田興産は「いまできることを」という思いから、様々な防災対策に取り組んでいる。
神戸・明石・阪神間を主要エリアに展開する主力事業の分譲マンション事業においては、水やはしご、簡易トイレなどを備えた防災備蓄倉庫を設置しているほか、昨年3月からはさらに、保有する賃貸マンション約1800戸に非常食セットの配備を進めていて、「より一層、住まわれる方一人ひとりに寄り添った災害対策で手助けをしたい。非常食があることで、いざというときに、パニックを防ぎ、慌てず、冷静な行動を呼び掛けたい」としている。
30年経ったいまも安全性・耐震性への追及を絶やすことはない。